生地が傷んで取れてしまったり、ボタンの不良で外れてしまったり…
ドットボタンと呼ばれるこのボタンは多々この様な事例が起こります。
今回のボタンは生地の劣化で穴が開いてしまいました。
この場合は穴を塞ぐ作業をしなくてはなりません。
なるべく目立たない様に似た生地をチョイスし、細かくミシン刺しをしていきます。
拡大していますが1ミリ強で前後させています。
但し、このミシン刺しをする事により、この部分の強度が増し更に他の部分を傷めてしまう事がおこるので、ミシン刺しをする時には注意が必要です。
最後にボタンを付け直し終了です。
ハンドメイドブームの昨今、よく出回っているドットボタン付けの道具です。(年季入ってますが現役です)ユザワヤさんやオカダヤさんで、プラスチック専用のミニサイズの物が7000円位で売っていますね。アレを使えば綺麗に打ち付ける事が出来ると思います。
こちらは金属ボタン。上側に付いてる凹と合えば下だけ交換すれば良いのですが、合わなければ上側も交換となります。
因みにこの前の方は「オーダーする位高いですか?」と問い合わせがありました。
上下の交換で440円です。(別途ボタン代が実費で必要となります。お持ち下さっても結構です)その他、今回の様に強度補修が必要であればそちらの修理代も掛かってしまいますが、それ位の料金です。
見積もりは画像からでも出来ますのでお問い合わせ下さい。また、ご自分でチャレンジしてみたい!お直し屋で働いているけど丈つめしかやらせて貰えない…等のご要望にも対応しております。
お気軽にお問い合わせ下さい。