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トレンチコートやツイルシャツは生地が固いため擦り切れや穴あきはよく起こります。
通常この様な場合、ミシン刺しや裏襟と表襟を交換する方法が一般的ではありますが、今回のシャツは裏側にネル生地を使っているので表裏の交換は不可能でした。
またミシン刺しをするにも擦り切れが大き過ぎ、加工をしてもすぐ駄目になると予想するので、台襟から全て交換する事になりました。
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台襟と上襟を外した状態です。
![](https://reform-park.net/wp-content/uploads/2023/09/img_1682-768x1024.jpg)
ここから型紙を製図し襟の製作に入ります。
生地はお客様が用意して下さった物を使います。
勿論、存分に生地がある訳ではないので間違えたら終わりです。ここは慎重に裁断していきます。
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首元に当たる台襟の内側にはネル生地を使用しゴワつきを軽減します。
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ボタンを付けホールを開けたら完成です。
また暫く気分良く着られると思います。