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デニムの穴あき

穿く度に立体が生まれ色落ちしていくデニム。

穴が開いたからと簡単に捨ててしまってはデニムの価値がありません。

どんな大きさでもどんな直し方でも可能です。

新品から育てた自分だけの1着。

自分の体に合わせて開いた穴。

そんなデニムもまだまだ直せるのです♪

こちらは画像相談後に持ち込まれたリーバイス513

正真正銘のワークパンツです✨✨

穿き込まれた513

タタキ後の513

後ろのポケットも

今回はタタキという方法で、破れてしまった穴を塞いだのと既に薄くなって間もなく破れそう…という部分を補修しました。

こんな感じに、見た目は分からない様にミシンで強度を高めていきます。

そしてまだまだ穿ける様になりました✨✨

これからもどんどん穿き込んで、また穴が開いたら訪ねて下さいね。

丸々2日かかった直しですがとてもやり甲斐のある物でした。喜んでもらえたら嬉しいです♫

いつも遠方からご利用いただき有り難うございます。

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むしられた毛糸

犬はむしるのが大好きです。

買い与えたワンコのおもちゃ

ネズミも瞬殺でして…

まぁ仕方ないか…😅

5分で撃沈のネズミさん🐭お尻に綺麗な穴が開きました。

所が!!

冬の必須アイテム、手袋までも食われるとなると話は別でして…😫

お気に入りのネイビー手袋、見事に10円玉サイズの穴が開けられてしまいました。

こらーー!💢と怒った所で仕方ないことでして。

そんな時は直せばオッケー👍

どんな時も糸を切らずに!

直し屋やかけはぎ屋に持ち込んで下さい。

きっと綺麗に直してくれますよ😌

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コートの裏地交換

表は破れもなく今尚健在という所ですが、裏地はかなり頑張りました。ヘトヘトです。

昔の生地は昨今の生地とは違い、打ち込みがしっかりしていて多少の擦れには全く動じません。

しかしながら裏地は擦り切れや破れが起こるのです。

思い出のある長年愛用の服は着やすく身体に馴染んでいるものです。

そんな時は裏地交換をお試しあれ。

台場ポケットも再生可能です

袖口の擦り切れは多いです

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Gパンの縫い目

巻き縫い表

Gパンでよく見るこの縫い方。シャツで使われる似ている物は折伏せ縫いと言われるもので、ステッチが1本となる。

しかしGパンの縫い目は巻き縫いと呼ばれる物で、ステッチが2重。

Gパン以外にワークシャツなど、2重ステッチの物はこの巻き縫いと呼ばれる縫製で、折伏せ縫いと呼ばれる物とは別です。

巻き縫い裏
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キルティングコート完

毎年自分の物は中々出来上がらずいるのですが、これは2年も前から用意をしていたので寒くなる前に完成しました。

最後の最後に釦ボール屋さんに穴開けをお願いするので、リメイクコートやオーダーベスト等まとめて数点送りで開けてもらいました。

大阪のスターシップさん

https://www.star69ship.com/

言わずもがな丁寧に仕上がって来ました!

ホールでお困りの方は是非覗いて見て下さい。

そろそろ寒くなってきたので、今年はこれを着て出かけようと思います。

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57th FISMA TOKYO

今年は縮小モードの開催との事。

工場用の裁断機から家庭用ミシンまで。

全て機械が進化を遂げて不便を便利に変えていました✨✨

そしてここに集結した人達は皆同業者なのだなぁ〜と思いつつ全ブースを周り、試し縫いをさせてもらい使い方を伝授してもらいました。

うーん…欲しくなる…

最新CAD

このソフトがあればサンプルは不要になりパターンの修正は瞬時に出来る!画期的

最近のミシンはデジタル化。でも、微々調整は元来のダイヤル式の方が良いみたい。う〜ん…一長一短

ジャケットのボタンホールやベルトの穴を開けるミシン。〇〇〇万します。でも、この2種類しか出来ません…お高いミシンでもシャツのホールは開けられないのです。

この様にミシンの種類は物凄いあるのです!

その全てを対応出来るのが家庭用ミシン。ダイヤル一つでジグザグ出来たりシャツでも上着でもホールを開けられたり。まさに万能選手の家庭用ミシン!

その全てを試せるFISM。

来年は大阪?是非是非行きたいです!完

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キルティングコート

ここ迄きました。

しかし、意外にも楽な事が判明‼️

キルティング生地を作るには、良い道具や多少…技術が必要かと思いますが、慣れてくると意外と楽しく仕上げる事が出来ます。

そして、キルティングに辿り着けばテープで巻くだけなので、芯を貼ったりの手間が掛かりません。

まぁ、手間を掛けたくないのでこの様な仕様にパターンをひいたのですが、もしハンドメイドしたいと思う場合は、この様に全体をテープで巻いている物を探すとイイと思います。《希望であればパターンお譲り可能です》

最後にホールを開けて完成です。

まとめて3着あるので、全部完成したら開けます✨✨✨

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キルティングの続き

今日はキルティングを綺麗に作るポイントを書いてみようと思います。

小物などを作る時なら大して気にしなくても良いかと思いますが、洋服の時には柄合わせを注意して裁断するのが普通です。

キルティングも合わせましょう!

なので、今回は中心線(CFやCB。画像はフードの中心)に躾糸を一本通し、そこを基準にステッチをかけていきます。

そして、裏からノ刺し方法で躾をかけます。表から躾をかけてしまうと裏生地が弛んでしまい噛んでしまったりするので、敢えて裏から躾をかけます。(ここポイント)

まち針方法と躾方法と両方試しましたが、明らかに躾が綺麗に仕上がります。しかもノ刺しをオススメします。ビシッと生地を固定する事によりキルトがヨレヨレになりません。

普段は躾などしないですが、キルトの場合はやるとやらないでは歴然です。

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シンサレートを使ってみる

セロテープなどで有名な3M

ここから出しているシンサレート。防寒用のキルトである。

〈シ ンサレート〉高機能中綿素材は、3Mの技術基盤の一つ、 不織布テクノロジープラットフォームから開発されました。 これは、多彩な材料から多様な太さの繊維をつくり、 織機ではつくれない複雑な糸の絡み合いを作る技術。 独特の構造から、「薄くて暖かい」「機能的で暖かい」 などのユニークな特性を生み出すベースとなっています。

…らしいです。普通のキルトより厚みがありフワッとしています。

気にいるキルティング生地が中々見つからないのもあり、今回はこのシンサレートを使用しキルティング生地の製作から始めます。

表は薄手のウール100%。裏はリバティ2004年物。

まずはパターンを描いてからですね。

それが終わったら生地を荒断ちし、キルトをしていきます。

キルティング生地って斜めにダーっと縫っているだけかと思いきや、これが結構縮むので技術と知識と部品が必要でした。

まだまだ先が長いですが、とりあえずこんな感じになってます。

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第1弾  完成

ichitekiさんプロジェクトのパーカー完成しました。

パーカーの一番の難問はメインのフードです。

フードは色々な形があり、先ずはどのタイプにするかを検討する事から始まります。

今回は脱いだ時にぺたんと畳まれるタイプで製作しましたが、中々気にいる形にならず何度もトワールを組み直し途中放棄に陥る事もありましたが遂に完成しました(少し大袈裟…)

そしてそして最後の最後のドッキドキ!!

ボタンホーーーール

こちらJUKI LBH-1790 下縫い出来る優れ物機械です。

この様な伸びるニット系素材は、ホールを開けるとベロンベロンに伸びてしまい大失敗に終わるパターンもあります。

そんな時でも、この下縫いをしてくれるLBH-1790は伸びを抑えるために始めに直線縫いをした後かがってくれるので、伸びてしまう心配がありません。

今回の生地もどちらかと言うとニット系に近かったのですが綺麗にビシッと開いてくれました。

家庭用で開けている人は最後で失敗に終わらないよう専門家に頼むと良いと思いますよ。