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キルティングの続き

今日はキルティングを綺麗に作るポイントを書いてみようと思います。

小物などを作る時なら大して気にしなくても良いかと思いますが、洋服の時には柄合わせを注意して裁断するのが普通です。

キルティングも合わせましょう!

なので、今回は中心線(CFやCB。画像はフードの中心)に躾糸を一本通し、そこを基準にステッチをかけていきます。

そして、裏からノ刺し方法で躾をかけます。表から躾をかけてしまうと裏生地が弛んでしまい噛んでしまったりするので、敢えて裏から躾をかけます。(ここポイント)

まち針方法と躾方法と両方試しましたが、明らかに躾が綺麗に仕上がります。しかもノ刺しをオススメします。ビシッと生地を固定する事によりキルトがヨレヨレになりません。

普段は躾などしないですが、キルトの場合はやるとやらないでは歴然です。

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シンサレートを使ってみる

セロテープなどで有名な3M

ここから出しているシンサレート。防寒用のキルトである。

〈シ ンサレート〉高機能中綿素材は、3Mの技術基盤の一つ、 不織布テクノロジープラットフォームから開発されました。 これは、多彩な材料から多様な太さの繊維をつくり、 織機ではつくれない複雑な糸の絡み合いを作る技術。 独特の構造から、「薄くて暖かい」「機能的で暖かい」 などのユニークな特性を生み出すベースとなっています。

…らしいです。普通のキルトより厚みがありフワッとしています。

気にいるキルティング生地が中々見つからないのもあり、今回はこのシンサレートを使用しキルティング生地の製作から始めます。

表は薄手のウール100%。裏はリバティ2004年物。

まずはパターンを描いてからですね。

それが終わったら生地を荒断ちし、キルトをしていきます。

キルティング生地って斜めにダーっと縫っているだけかと思いきや、これが結構縮むので技術と知識と部品が必要でした。

まだまだ先が長いですが、とりあえずこんな感じになってます。

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第1弾  完成

ichitekiさんプロジェクトのパーカー完成しました。

パーカーの一番の難問はメインのフードです。

フードは色々な形があり、先ずはどのタイプにするかを検討する事から始まります。

今回は脱いだ時にぺたんと畳まれるタイプで製作しましたが、中々気にいる形にならず何度もトワールを組み直し途中放棄に陥る事もありましたが遂に完成しました(少し大袈裟…)

そしてそして最後の最後のドッキドキ!!

ボタンホーーーール

こちらJUKI LBH-1790 下縫い出来る優れ物機械です。

この様な伸びるニット系素材は、ホールを開けるとベロンベロンに伸びてしまい大失敗に終わるパターンもあります。

そんな時でも、この下縫いをしてくれるLBH-1790は伸びを抑えるために始めに直線縫いをした後かがってくれるので、伸びてしまう心配がありません。

今回の生地もどちらかと言うとニット系に近かったのですが綺麗にビシッと開いてくれました。

家庭用で開けている人は最後で失敗に終わらないよう専門家に頼むと良いと思いますよ。

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#ichiteki生地プロジェクト

#ichitekiさんの生地を使ってフード付きカーディガンを作っています。

尾州の生地メーカーichitekiさんの生地は天然素材です。柔らか素材や薄物素材では織糸本数が少なく裁断すると一気に解けてくるものなどがありますが、ここの商品はほつれが無くしっかりと良品でした。

さてさて。仕立ての一工夫を記載しておきます。

今回のフード付きカーディガンは裏無し仕立てにするので芯や伸び止テープが見えない様に貼らなくてはなりません。

肩線やアームホールなどには生地の表側に伸び止テープを貼ります。そうすると出来上がった時にテープは内側に入ってしまい綺麗に仕上がります。

お試しあれ