長年愛用の裏付きジャケットやコートなどは袖口が擦り切れ穴が開いたりしてしまいます。
表は何もなってないのに…と持ち込みされる方が多いです。
そんな時は袖全部を交換せずとも綺麗に直せます。
捨ててしまう前に一度確認してみては如何でしょうか。
長年愛用の裏付きジャケットやコートなどは袖口が擦り切れ穴が開いたりしてしまいます。
表は何もなってないのに…と持ち込みされる方が多いです。
そんな時は袖全部を交換せずとも綺麗に直せます。
捨ててしまう前に一度確認してみては如何でしょうか。
「いつから再開ですか?」
有り難いです。本当に感謝です。
早速、沢山のお直しをお持ち下さいました。
もうしばらくは今まで通りにはいきませんが、簡単な物から作業に入りました。が、やはり激痛を起こしてしまうため、当面の間、電話予約をお願いしたく思います。
…というのも、お急ぎ対応が出来かねるため、お持ちいただいてから出来ません…となるとご迷惑をおかけしてしまうため、この様な対応にさせていただきました。何卒よろしくお願い致します。
reform park飯塚道代
11月初旬より約1ヶ月ほど休業させていただきます。
有難い事に皆様からは沢山の仕事をいただいております。
その中には生地が硬くどっしり重く何キロにもなる服があります。そして納期があります。
集中し縫っていると肩凝り等は当然の事で痛みすら感じないのですが、今回は利き手の右腕がやられてしまいました。
結果、ちょこっと切り込みを入れて治してもらう事となりました。1ヶ月もあれば復帰すると見通しております。
いつもご利用下さっている皆様にはご不便おかけし申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
2021年に「来年2022年の開催はございません。次回は2023年となります。」と貼紙を読んでから2年が過ぎました。
早っっ!!
2年前には想像すらしていなかったPFAFFミシンの手伝いをしたり、仕事内容が変わったり、知り合いが増えたり…色々変わりました。が、ミシンに携わる事は継続しております。
そろそろ今年を振り返り2024年の事を考え始めようかと思っている今、50肩が激痛で診察待ちです。
トレンチコートやツイルシャツは生地が固いため擦り切れや穴あきはよく起こります。
通常この様な場合、ミシン刺しや裏襟と表襟を交換する方法が一般的ではありますが、今回のシャツは裏側にネル生地を使っているので表裏の交換は不可能でした。
またミシン刺しをするにも擦り切れが大き過ぎ、加工をしてもすぐ駄目になると予想するので、台襟から全て交換する事になりました。
台襟と上襟を外した状態です。
ここから型紙を製図し襟の製作に入ります。
生地はお客様が用意して下さった物を使います。
勿論、存分に生地がある訳ではないので間違えたら終わりです。ここは慎重に裁断していきます。
首元に当たる台襟の内側にはネル生地を使用しゴワつきを軽減します。
ボタンを付けホールを開けたら完成です。
また暫く気分良く着られると思います。
トレンチコートではよくあります。
襟が擦れてボロボロになってしまいました。
この場合、裏側の襟と交換します。
裏襟には似た生地を使用し再生します。
外出先で脱ぐ事の多いコートの襟は一番目につく所なので、気になる方は一度直し屋に相談されると良いと思います。
暑い日が続きますがお洒落さんはそろそろ秋冬支度みたいです。
こちらの生地。80センチでこの値段。イタリー製ですね。最近の既製服ではなかなかお目にかかれないウール100%生地をお持ち込み下さいました。
スラッと姿勢の良い見本の様な体型の方なので一安心ですが、この値段の生地ですから鋏を入れる時は少し緊張しました。
この後ボタンを付けて完成となります。
オーダーでしたら肩傾斜や首の浮など調整してパターンを引くので問題ありませんが、既製服や古着を買った場合によくみられる変な浮は取ることが出来ます。
その場合はちゃんとタグを付け直すので安心して下さい。
こちらの方は首根っこを捕まれた猫の様な浮が出来ていたので修正をし完了です。
一足早いお洒落男子の皆様、有難うございました。
家庭用ミシンには色々な機能が付いており一台あれば何でも出来ます。優れものです。
こちら、ジャノメの家庭用です。
直線とジグザグとカンヌキが出来ます。
機能はその3種類ですが、物を作るにはこれだけあれば十分です。
真っ直ぐ縫えて、縁がかがれる。服を作ったのならボタンホールも出来る。小物作りにならちょっとした飾りで閂も入れられる。
ミシンのサイズは小さく重さも特別重くありません。値段も高過ぎず安過ぎず…家庭用ミシンなら適正価格だと思います。
私はジグザグが必要で購入しましたが、仕事でもバッチリ使えました。
どれを選んだら良いか分からない場合など参考にしていただけたらと思います。
別段ジャノメに何も恩はありませんが性能良かったので…
学校により様々ですが体育祭のダンス衣装が派手になり手に負えない…という事があるようです。
このように種類ごとに生地が裁断され手渡されるらしいです。
この状態から洋裁経験がない方が衣装を作るなんて無理な話。無理ですよ無理。
でも大丈夫!
reform-parkでは1週間もあれば余裕のよっちゃん!他店で時間がなさ過ぎるからダメと断られても焦る必要ありません。
慌てずお持ち下さい。
今日は先日行った演奏会の話。
ピアニストの清水和音先生は毎年3大ピアノコンチェルトを開催して下さっています。
1曲目はベートーヴェン。
クラシックを知らない人でも知っている名前でしょう。
曲目は《皇帝》
その名の通り壮大なイメージの曲で1曲40分くらいでしょうか。
演奏に引き込まれていくうちに息をするのを忘れ1楽章が終わりハッとしてしまう事もしばしば。
2曲目はチャイコフスキーのコンチェルト1番。
〇〇スキーや〇〇コフはロシアの作曲家だ。
この曲は作曲家名は知らずとも曲を聴けば分かる人が多いと思う。それほど有名で人気曲の一つである。
3曲目はラフマニノフ。
この人もロシア人。
私はこの3曲の中では一番好きな曲である。
真央ちゃんがオリンピックで滑った曲で、聴けばああああ〜となるはずのコンチェルト第2番。
しかしこの3曲を同時に披露するのは大変な話。洋裁に例えるなら100万円クラスのスーツを3着縫うくらい、マラソンに例えるなら42.195キロを往復する様なイメージであろうか。
そして現代音楽と違いこの有名な曲となれば音を外しただけで「あん?」と聴く聴衆がいる中でプレッシャーは半端ないと思う。
そして縁あって清水先生の服を直しているのがこの私。
因みに指揮者の三浦君人気も高いと聞いてはいたが確かに音楽業界の中で見た目はグッド!…ながら余りに良い席過ぎて指揮棒が見えなかったのが残念…やはり指揮者を見ながら聴く方が楽しいんだよなぁ〜演奏会は。
以上。洋裁じゃない話でした。