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便利な道具を紹介します!

当然の事ですが、物作りに技術は必須です。

が、綺麗に仕上げるには道具も必要となるのです。

プロは当然の様に様々な道具を使いこなしています。

今日はテンション高めのニット素材を扱いたい時にとても便利なスプレーを紹介したいと思います。

こちら一時硬化スプレー

その名の通り、生地を一時的に固めてしまいます。

なので、クルクルと巻き上がるニット生地もサーっとスプレーするだけで紙のようになるので簡単に作業が出来ます。

勿論、目飛びや伸びなども抑えられ仕上がりが一段と綺麗になります。

物は試しに一度使ってみては如何でしょうか。

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ドットボタンの再生

生地が傷んで取れてしまったり、ボタンの不良で外れてしまったり…

ドットボタンと呼ばれるこのボタンは多々この様な事例が起こります。

今回のボタンは生地の劣化で穴が開いてしまいました。

この場合は穴を塞ぐ作業をしなくてはなりません。

なるべく目立たない様に似た生地をチョイスし、細かくミシン刺しをしていきます。

拡大していますが1ミリ強で前後させています。

但し、このミシン刺しをする事により、この部分の強度が増し更に他の部分を傷めてしまう事がおこるので、ミシン刺しをする時には注意が必要です。

最後にボタンを付け直し終了です。

ハンドメイドブームの昨今、よく出回っているドットボタン付けの道具です。(年季入ってますが現役です)ユザワヤさんやオカダヤさんで、プラスチック専用のミニサイズの物が7000円位で売っていますね。アレを使えば綺麗に打ち付ける事が出来ると思います。

こちらは金属ボタン。上側に付いてる凹と合えば下だけ交換すれば良いのですが、合わなければ上側も交換となります。

因みにこの前の方は「オーダーする位高いですか?」と問い合わせがありました。

上下の交換で440円です。(別途ボタン代が実費で必要となります。お持ち下さっても結構です)その他、今回の様に強度補修が必要であればそちらの修理代も掛かってしまいますが、それ位の料金です。

見積もりは画像からでも出来ますのでお問い合わせ下さい。また、ご自分でチャレンジしてみたい!お直し屋で働いているけど丈つめしかやらせて貰えない…等のご要望にも対応しております。

お気軽にお問い合わせ下さい。

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ウェットスーツちょっとだけ

ウチから海まで3キロくらいです。線路跨いで海側山側と別れる茅ヶ崎。

私、生まれも育ちも山側です。海までの散歩は丁度良い距離です。

うわぁ〜ビーサン履いてる〜‼︎

うわぁ〜アレ何〜‼︎

海なし県の方の発言は笑えるばかりです。

で、直しの話に入りますが、夏でもベストを着て海に入るサーフィン。

長年着ているとゴムの劣化等で伸びてしまったりという事があります。

でも…捨てるにはなぁ〜買い換えるにはなぁ〜直すのもなぁ〜自分で縫おうかなぁ〜…

そんな風に悩んでいる方は一度ご相談下さい。

勿論、本格的な直しはウェットスーツ専門のお直し屋に頼んだ方が良いです。そこらの洋服直し屋に出したらNGです!

reform parkでは極々簡単に安価にそして即納。それでも丈夫に!!と心掛けちょっとしたお直しを受付けております。

こちら、ウエストと袖口が伸びてしまったケース。

ウエスト約8センチ。

袖口約2.5センチ。

簡単な寸法直しをしました。

そして「丈夫に」は縫い目がほつれてこない様にカンヌキをかけしっかりと糸の補強もいたします。

水が入らない冬用タイプや大幅な直しは専門ミシンや職人の知識が必要です。その場合は時間に余裕を持ってウェットスーツ専門店へお願いすると良いと思います。

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ミシン刺し

度々目にするスーツポケットの破れ。

スマホや財布を入れるのでよく破れてしまいます。

この直しには《かけはぎ》と《ミシン刺し》と2種類の方法があります。

《かけはぎ》は破れなど始めからなかったかの様に綺麗に再生出来ます。高級スーツやオーダースーツまたは思い入れのある服など、この先も長く愛用していきたいなぁ〜と思える服に適しています。

それに反して《ミシン刺し》はユニフォームや直ぐに買い換えても惜しくない服にはもってこいだと思います。

この様にミシン目がダダダダダーっと表に見えている仕様で、これ以上破れが大きくならない為に、力がかかる場所の補強の為になど、普段使いの服にはこちらがお勧めです。

それというのも料金が全く違うからです。

例を上げますとこの破れでしたら、かけはぎなら15000円〜20000円位でしょうか。対してミシン刺しですと1/10位で済むはずです。

勿論、大きさや場所、店舗により料金はまちまちなので何とも言えないですが、かけはぎとミシン刺しでは料金も仕上がりも全く違うと言う事です。

どちらにせよ、頼む時には見積もりをお願いすると良いと思います。

以上、かけはぎとミシン刺しでした。

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有ると便利な道具

洋服や小物を作る時にあると便利な押え金を一部紹介しようと思います。

まずはコンシールファスナーを付ける時に便利なコレ

手芸用品屋さんやネット等でも手軽に購入出来る道具です。

勿論、これが無くともコンシールファスナーは付けられますが、あるとド素人さんでも簡単にファスナーを付ける事が可能です。

このコンシール押さえが無い時は、コレ↓でもOK

片押えです。

ファスナーや段差、鋲がある場合にはこの押えを使用します。生地の片方だけを押える道具で、障害物がある場合でもこれを付ければ縫い進められるのです。これも使用頻度の高い道具の一つです。

段差に使うもう一つがコレですね↓

片方に1ミリの押えが付いています。

コレは大変便利!!

太いゴムを入れながら縫い込む時に使います。ゴムのキワキワを落とせるので仕上がりもとても綺麗。縫った後から太いゴムをせっせと入れている方はこれを使うと良いと思います。肩も凝らずに済みますよ。

これは↑ギャザー押えです。

これで一枚の生地を縫うとギャザーとなって出て来ます。ハワイアン等の衣装を縫う時には本当に重宝しています。荒ミシンをかけて大変な作業をしギャザーを作っている方はこちらが便利です。なんせ直ぐにギャザーが作れてフリルが完成します。

最後は最近発売されたトラクター押え

名前の通りデニム等の分厚い生地でもどんどん乗り越え、目飛びが起きにくくなります。

バネやネジが多く、押えの前後が分離しています。この構造により目飛びが少なく段差を楽々乗り越える事が出来る様です。

ですが、残念ながら職業用ミシンには使用出来ませんでした。

以上極々一部ですが、市販で売っている物からミシン屋さんにお願いしている物迄、まだまだ山の様に色々な押え金があります。

綺麗にそして楽に仕上げるには良い道具を使う事が手っ取り早いでしょう!

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デニム股ズレ

Gパンの股ズレはよくある事だと思います。

この写真のデニムもまた、よく穿き込んでいます。

今回はこの解れた縫い目の補修です。

但し、縫い合わせをしている股の部分は一度解体してからでないとミシンが刺せないのです。

なので今回も解体をした後、叩いていきます。

こんな感じに一度バラバラに解体。

破れの所にミシンを刺し最後に組み立てをします。

こんな感じに穴や破れは直りました。

まだまだ穿ける事でしょう。

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デニムプリーツスカート

今流行りのプリーツ。

このプリーツを加工してくれる業者がプリーツ屋さんです。

今回埼玉県にある生田プリーツさんにお願いしました。

パターン、仕様書を添えて、一般の方も1枚から受付けてくれます。

今回は夏仕様の薄手生地、優しい感じの水色デニム生地を使いプリーツスカートを作成しようと思います。

プリーツ加工をしてみたいハンドメイド作家さん。関東地区では生田プリーツさんがおススメです。

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ちょっとした気付き

ふとした瞬間に気が付く時がある

ちょっとした瞬間に違和感を感じる

この様な直しも…

パターンを引く時も…

小さな結び目1つあっだだけで…

ここを見逃すと後々余計に手が掛かる

パターンはコンマ何ミリの線を引き、裁断は数ミリ単位のズレも出さず、縫製は何針の世界で服は作られる

正直しんどい…

だからかな?

生活ではさん猿になりたい

《見ない聞かない言わない》

それが1番楽だから。

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糸見本帳

ネット等で糸を注文したいけど、色番号が分からない…#30て何だろう…??スパンて?テトロンて???

そんな時は糸見本帳をご利用下さい。

reform parkでは

家庭用糸のシャッペスパンにダルマロフティ

テトロン糸のエースクラウン

スパン糸のコロナゴールド

4種類の見本帳を用意しております。

糸番を知りたい方は生地見本をお持ちになりお越し下さい。

ネット注文をしたら「あらっ!違った…」とならない様に、確認してかポチッとどうぞ。

糸見本帳、ご利用下さい。

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裂けやすいジャンパー

ナイロン素材で出来たアウター。

このナイロン素材は、その人の体型や癖により裂ける場所が違えど、裂け修理依頼の多い上着です。

そして裂けた所を隠す様に更に食い込ませた縫い合わせをすると、次の着用時には確実にビリッと……負の連鎖の始まりです。

曲げ伸ばしをする背幅や肘などはこの様に裂けやすい場所です。

メンズアウターにしては少し肘周り寸法が狭いですね。

今回は既にガッツリと解けてしまっているので、布ハギをしてサイズUPも同時に行います。

まずは解体作業から。

リブも取り外しました。

折角取り外したので、リブも綺麗に再生します。

今回はサテン生地を挟みデザイン性を高めてみました。

ネック部分から袖口迄。

袖下から裾迄。

二ヶ所に必要分量の布ハギをしサイズUP。

勿論裏地にも布ハギをします。

最後にリブを付けて完了です。

大概の裏付き服にはロック始末がされていませんが、この様な解け易い生地の場合は裏地が付いていてもロック始末は必須です。ロックをかけることにより、ホツレが無く生地を丈夫に保つ事が可能となります。