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餅は餅屋

前にも一度載せた事がありますが本日も追加の道具を導入に…

パイピン始末

コートやジャケット、ラグマットやクッション等、色々な場面で使われるバイアステープで包んだパイピン始末と呼ばれる物です。

学生は当然の事、手で巻く方法を教わります。学校で習う方法は何種類かあるので、その全てを理論と実践で習得していきます。

但し、縫製工場などで大量生産される時に手で巻いていたら即工場は潰れます。

そんな時に必要なのがバインダーというパーツです。

ミシンに取り付けたバインダー

こちらバインダーやらラッパやら呼ばれる物で、手で巻くパイピン作業を一気に縫い付けてくれる優れ物。お値段18,500円(メーカーにより様々)

「一度買えばまた次に使えるでしょ〜」と思うかもしれませんが、これは10ミリに仕上げる標準タイプ。10ミリに仕上げる薄物タイプ、同じく厚物タイプはこれでは巻けません。勿論9ミリに上げる事も出来なければ11ミリにも出来ません。この厚さの10ミリにしか仕上げる事が出来ないのです。

ステッチ用の押さえ金

こちらは前にも出したかもしれませんが、全て2ミリにステッチをかけるための道具です。

2ミリタイプを1つ持っていれば全てに対応出来るかというとそうではありません。これも生地の厚さや使うミシンの種類によって使い分けが必要です。このタイプは大体1個3,000円〜5,000円程度。

よく口にする方がいます。「ミシンがあればスーっと縫えるのに…」是非ミシンを購入してください。直しに出さず家庭用ミシンを購入しご自分で作業した方が安く出来るかもしれません。

私たち直し屋も縫製工場もお客様には見えない部分で経費がかかっています。お客様の大切な品物を綺麗に仕上げられる様になるまでに何年も修行をしてきました。YouTubeを観ずともコツを習得しています。

洋服直しに「高い高い…そんなにするの!」と思う方はミシンを購入し是非ご自分で作業してください。

餅は餅屋の言葉があります。自分が出来る事で稼ぎ出来ない事はその稼ぎでお願いする。

なので私は洋服を縫い美容院で髪を切ってもらいます。

自分で出来ない事。自分が出来る事。自分で作れないバインダー。バインダーを作れる職人さん。

そうやって世の中お金は回っています。だから自分が出来る事を求め職探しをします。遡れば子供はスポーツに学業にコミニュケーション。それらを経て自分のやりたい事、出来る事を探しながら大きくなっていきます。

今月はこんな事を美容師さんと話しながらボサボサ頭を切ってもらいました。因みにその美容師さん、編み物初めたそうです。今度教えてもらおうかなぁ〜かなり上手くなってました。

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世の中の値上がりについて

ホルムズ海峡がこんなにも影響するなどと思ってもいませんでした。しかもこんな業界で…

とはいえ、化繊で織られている生地や糸、ミシンを動かすために必要なオイル、油染み等を落とす溶剤…全て値上げや廃盤です。

よく「材料費がかかっていない」と思われがちな直し屋ですが、デニム糸1本5,000円程度します。肝心のミシンやアイロンも爆上がりで壊れたらどうしよう…とヒヤヒヤしながらメンテナンスを欠かさず使用しています。そのメンテナンス代もどんどん値上げです。

この先どの様な世の中になっていくのか不安で〜と語っても仕方がないので考えませんが、今のところ当店では値上げ予定はございません。

公式LINEからの写真見積もりでは現在の仕上げ方法と同等の直し方で概算見積もりをお出ししているため、予算オーバーのお客様もいらっしゃるかもしれませんが、一度お持ちいただき相談しながら加工方法を決めれば価格を下げる提案も出来るかもしれません。

今までは「買った方が安いじゃない!」と吐き捨てる年配の方が多く見受けられましたが、これからは更に「良い物を長く」SDGsが通常になるかもしれませんね。

皆様のご利用お待ちしております。

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営業日時について

いつもご利用くださり有難うございます。

当店は水曜日〜土曜日 10:00~17:00はフリーで受付けをしております。皆様のご都合よい時にお越しください。

その他の曜日は予約制とさせていただいております。水曜〜土曜以外は不在の時もございます。無駄足とならないためにも少なくとも前日迄公式LINEにて連絡を入れていただけたらと思います。

また、駐車場もございますのでご利用ください。

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怒り

直しに持って来られる中には既にどちらかで直した品物もあります。

お客さんは素人さんなので分かっていないのかもしれませんけどね…

こんな仕上げ方にお金を払っているお客さんが哀れに思えここにぶち撒けます!

うちもそうですが自宅で堂々と「直し屋やってます〜」と謳っている人。直し屋から外注委託で自宅で直している人。

ちょっとミシンが踏めるからって。お金を頂戴するに値しない人が直したりしないで欲しい!!本当に酷すぎる!!こんな直し方されてたら解けないですよ!!

ウエストベルトの左右が合っていない
知識のないカーブの描き方
酷いミシン目
なんじゃこれ!酷すぎてウケるわ!
ちゃんとかけられていないアイロン

「直せます」とお金を頂戴するならまずちゃんとした知識を得ましょうよ。洋裁学校出ただけではダメですよ!直しをやるなら直しの知識を得ないと。ぐちゃぐちゃに縫い合わせて「出来ました〜」は無いだろ!100均で売っているぶっとい糸で縫い合わせて「ヨシ解けないからOK」とか無いだろ!怒りが湧くわい!お支払いしてくださるお客さんに失礼だろ!!自分の物がそんな仕上がりになってたら腹立たない??

《いい加減にしろよ!適当な直しやってる奴!》

もっと意地とプライドを持って仕事しましょうよ!

以上。適当同業者への怒りでした。

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3月は…

入園入学のため、制服を新調したり備品の準備だったりと一斉に動き出します。

そのため、通常1週間のお預かりですが、10日〜2週間を目安にしていただけると助かります。

パンツの丈などは2〜3日での仕上げが可能ですのでご利用ください。

またチェーンステッチミシンも常備しております。パンツ同様日でお渡し可能ですのでお急ぎの方でも対応可能です。

2025年年度末です。新たにビシッと決めて新年度を迎えませんか。私はとにかく片付けをしたいです。糸がいっぱい!欲しい方いたらお分けします。

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2026年2月4日

ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、ミシン納品レクチャーのため、16:00で閉店とさせていただきます。お急ぎの場合、電話連絡いただけたらと思います。宜しくお願いします。

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本革ジャケット

袖丈つめです。

袖口にzipが付いていたので肩から詰めようと思っていました。

ですが、8センチ詰めるので肘の切り替え位置がとんでもない所になってしまうため、zipを移動し袖口から詰めることとしました。

しかし革の場合、ポツポツと縫い穴が残るため、安易に無駄な箇所まで解いてはなりません。

縫い穴とテープの残骸

詰めに必要な箇所まで、少しずつ傷を付けないように1針ごと慎重に解いていきます。

切り込みを入れる案内線も入れてあります。
そのまま再利用のzipとカットする袖口

再度付け直しをするzipを避け、裁断をします。

1から作る商品と違い、直しの場合は荒技を試行錯誤しないと縫えない場合がほとんどです。このzip移動も然り。

普通は裏地とzipを縫いながら途中切り込みを入れ縫い付けていきますが、当然今回のバージョンでは不可能ですので手順を変えて、尚且つ見た目は同じ仕上げにします。

ここが縫製士と直し屋の大きな違いで「服が縫えれば直しが出来る」「直しが出来れば服が縫える」ものでもないのです。不思議ですが、直しの技術と縫製の技術は違う物なのです。

逸れましたが、zipを裏地に付けたら表からステッチで縫い止めていきます。

慎重に

こちら厚物を縫う《針送りミシン》です。家庭でも使われている本縫いミシンとの違いは刺さった針も一緒に動く機構であり、ザクザクと縫い進んでくれます。なんなら指など軽く貫通します。

この工程で失敗をしてしまうと、革に穴が開いてしまい取り返しのつかない事となるのでかなり慎重です。

無事zip取り付け完了

今回は大まかに袖口zip移動の袖丈つめを記載させていただきました。

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2025年12月末

今年もそろそろ終わりですね。

ご利用くださった方々、本当に有難うございました。まだお預かりしている方のも早急にお渡し出来るよう、24日受付終了ですが30日迄頑張ります。お引き取りの場合、ご一報ください。

1人でミシンに向き合うと一番始めの師匠の姿を思い出します。

と言っても友達のお母さんです。通称「安藤のおばちゃん」

私がこの道に進むなんて思ってもいなかったと思いますが、兎に角必死に教えてくれました。「あーあと針1本分外側縫って」「あーロックの掛け方反対」「あー裁断1ミリ型紙からズレてる」

まぁ当時の私にとっては大した事ではなく、そこそこ程度に聞いていた事ですが、今では途轍もなく大切な事で綺麗に仕上げる為の必須だと肝に銘じております。

そんな師匠はプレタポルテのサンプル縫製さん。今でも縫ってもらった服は見本として大切に保管してあります。これを見ると私はまだまだ未熟者だなぁ〜と思えてしまいます。

しかしそんな経験を経て直しを手掛ける様になった私は「直し」と言えども直したと分からない技術を身に付ける事が出来たと自負しております。

そこには縫い方だけではなくパターンの知識も取り入れ、少しでも着易く格好良くそして再度袖を通す事に喜びを感じてもらいたく。

再生の利かない1点ものに鋏を入れる事はとても重大で膨大な知識を必要としますが、大変やり甲斐のある仕事だと感じております。

立派な店構えでもないこんな所を見つけ出し大切な品物を預けてくださるお客様に精一杯の直し技術で丁寧にお応えしていける様、これからも日々研鑽を積んでまいります。

基本、水曜日〜土曜日10:00〜です。

月曜、火曜日は予約制とさせていただいてます。

2025年、有難うございました。

来年も宜しくお願いします。

               Reform-Park

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そんなの出来て当たり前と思っていませんか?

という題名にしてみました。

ブラブラに取れそうになった釦。ボタンです。

「これ付けといて〜」と釦くらい付けられて当然と思っている方もいるかもしれませんが、これが中々の曲者でして…

海外で生産された物には本当の付け方がされていない物もあります。

取れかかったスナップ

これは正しいボタンの付け方ではないため、一箇所ダメージがあると次々に緩んできてしまいます。

簡単だと思われるボタン付けは手作業を修得した人でないと付けられません。

ボタン付けは洋裁学校で教えてくれます

これで例え糸切れのダメージがあったとしても次々と緩んでくる事はありません。

昨今、衣類のボタンはほぼミシンで付けられております。

ガチャとボタンをセットするとガチャガチャガチャガチャと一瞬で縫い上がります。

今度、持っている工場に出向いたら動画撮らせてもらってきます。観たら驚くと思いますよ。秒で付け終わりますから。